藤原公認会計士事務所 > 記事 > デューデリジェンスとは
「事業の拡大のためにM&Aを検討しているが、具体的に何をしたらよいか」「投資先の会社の財政状態を知りたいのだが、何から手をつけたらよいのだろうか」。
M&Aをご検討の皆様の中には、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
M&Aや事業投資において重要になってくるのが、デューデリジェンスです。
デューデリジェンスとは投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することをいいます。
事業投資やM&Aは多くの時間とお金を使うことになりますので、事前の調査が肝要です。
財務、税務、人事、IT、法務など様々な切り口で対象企業の情報を確かめて、投資や買収にふさわしい企業かどうかを判断することが重要となるのです。
では具体的にどのような流れで行われるのでしょうか。
〇調査チームの編成
弁護士、公認会計士、税理士などの専門家を必要に応じて集めます。
〇方針の決定
全ての項目に重きを置くのではなく、優先順位をつけていきます。
〇資料の収集
事前に専門家と打ち合わせた資料リストを作成し、先方に送付、回収します。
〇資料の確認とヒアリング
回収した資料を精査します。資料だけでは分からない部分は直接聞き取り調査を行います。
〇実施の有無の決定
ここまで記載したデューデリジェンスの流れを基に、投資やM&Aを実際に行うか決定します。
このように、デューデリジェンス業務は工数がかかります。
また考慮しなければならない論点も多く、事業の運営で手一杯の場合はその処理業務まで手が回りきらないこともあるでしょう。
正しく円滑にデューデリジェンスを行うために、会計の専門家である公認会計士にデューデリジェンス業務を依頼するという選択肢も存在します。
一定金額が報酬として発生しますが、公認会計士に相談する安心感や費用対効果を考慮すると、そこまで支払う報酬も大きなコストであるとはいえないと思われます。
藤原公認計士事務所では東京都港区、品川区、渋谷区、新宿区を中心に、税務、会計を通じて皆様の成長をサポートさせていただいております。上場企業様・上場企業の子会社様を中心に、決算支援、予算の作成、IFRSコンバージョン、内部統制、デューデリジェンスなどのサポートを行っています。全ての業務を公認会計士自らが行いますので、事務員へのたらい回しや担当者の頻繫な交代といった心配もご無用です。
監査法人での監査経験、様々な事業会社での企業顧問経験と、監査事業両方の視点で包括的な支援が可能でございますので、どうぞ安心してご相談ください。