新日本監査法人の処分について思ったこと
新日本監査法人の処分が決まりました。 契約の新規締結に関する業務の停止3か月 業務改善命令 課徴金21億円 とても重たい内容です。 金融庁の指摘は、本当にどこでもよく聞くような話ばかりです。 たとえば、 異常値を認識して・・・
「2015年12月」の記事一覧
2015年12月23日 [会計不祥事]
新日本監査法人の処分が決まりました。 契約の新規締結に関する業務の停止3か月 業務改善命令 課徴金21億円 とても重たい内容です。 金融庁の指摘は、本当にどこでもよく聞くような話ばかりです。 たとえば、 異常値を認識して・・・
2015年12月18日 [会計監査]
週間経営財務(No.3239号)で、監査事務所のローテーション制度についてのアンケート結果に関する記事がありました。 アンケートのうち、気になったものをいくつか抜粋します。 ローテーション制度は必要か? 上場企業 「はい・・・
2015年12月16日 [会計不祥事]
公認会計士・監査審査会が12月15日に、新日本監査法人に対して行政処分その他の措置を講ずるよう金融庁に勧告しました。 新日本有限責任監査法人に対する検査結果に基づく勧告について 勧告文に「東芝」の文字はなく、「監査が全部・・・
2015年12月10日 [会計不祥事]
金融庁が、東芝の監査をしていた新日本監査法人に課徴金を検討しているようです。 金額は、20億円になる見込み。 20億円自体は払える金額だと思うのですが、東芝の課徴金73億円と比べると高すぎないでしょうか。 まるで東芝と一・・・
2015年12月9日 [税効果会計]
消費税の軽減税率を適用する範囲について、自民党と公明党で意見がまとまらないようです。 自民党は、生鮮食品だけを含める、公明党は、生鮮食品+加工品にすると、主張しています。 でもって、面白いのが、生鮮食品と加工品の線引きが・・・
2015年12月1日 [会計不祥事]
東芝の第三者委員会報告書が酷評されています。 酷評しているのは、弁護士、大学教授らで構成された第三者員会報告書格付け委員会です。 当初、私が、第三委員会報告書を読んだ感想は、「よくできているな」でした。(こちらの記事) ・・・
2002年に中央青山監査法人(現、あらた監査法人)へ入所。監査チームマネージャーとして製造業の監査を中心として関与する。
最近の監査では、監査ガイドラインの複雑化により解釈の分かれることが多く、監査のやり直しが頻発し、疲弊しきった監査スタッフ、クライアントを何度も目撃する。その結果、監査現場では何も決められなくなり、「言われたことだけやるので、指示して欲しい」という監査スタッフのマインドの変化に危機感を覚える。
監査上の判断の一本化、簡素化の重要性を痛感し、自分で判断し、責任をとる監査が最も自分のやりたい仕事であると気付き、2014年に独立開業する。
独立後は、経理のサポートとしてIFRSコンバージョン・プロジェクトに関与する。通常は2年以上かかると言われるプロジェクトをわずか半年で達成し、過去3年分の財務諸表及び半期分の財務諸表の監査報告書を得ることに貢献する。
Copyright (C) 2021 藤原公認会計士事務所 All Rights Reserved.