機械が奪う仕事ランキング 第2位が会計士

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「週刊ダイヤモンド」(2015年8月22日号)に
機械が奪う職業・仕事ランキング1位~50位
という記事がありました。

それによると、会計士が第2位

「そんなわけがない。」
「会計士じゃなくて、経理担当者ではないか?」
という意見が多いようですが、私は、なんとなく納得です。

というのは、このランキングには、

  • 作家
  • 漫画家
  • 作曲家
  • デザイナー

のような、いわゆるクリエイティブな仕事がランクインしていません。

クリエイティブな仕事は機械が
苦手にしているということなのでしょう。

そして、会計や監査の仕事は、
クリエイティブさとは対極にあると言えます。

会計も監査も普通が1番

まず、会計です。

会計には、
共通の物差しで会社の業績を測る
というお題目があります。

他社と比較できるように、
横並びの会計処理と開示を行います。

普通はどういう会計処理をするのか?
他の会社はどのように開示しているのか?

このことを調べ、会計処理や開示の文言を同じにします。

クリエイティブは、求められないわけです。

次に、監査では、
全員が同じ監査をすることが求められます。

皆がバラバラの監査をしていたら、
監査の品質もバラバラになってしまうからです。

実際には、監査の過程で「判断」がたくさん入るので、
絶対に同じにはなりません。

しかし、少しでも同じにするために、
監査基準、監査マニュアル及び監査チェックリストで
監査手続はガチガチに固められています。

クリエイティブな監査をしたら怒られます。

そういうわけで、もっとクリエイティブな仕事がしたい!
私を含めて、そう思ったことのある会計士が多いのは、事実です。

もはや機械にできない仕事はない

しかし、オリンピックのロゴ問題を見るとデザイナーという仕事も
そこまでクリエイティブではないなと、

それこそ機械で、できそうだと思いました。

  • 人間が美しいと思う王道デザインは出尽くしている。
  • だから、既存デザインの組み合わせで、新しいデザインを作る。
  • 完全にゼロから生み出した、まったく新しいデザインは存在しない。

これは想像ですが、仮にそうだとしたら、
機械の力で何億とおりも組み合わせれば
いずれヒット作ができると思うのです。

もっと、機械が進化すれば、

音楽も既存のメロディと歌詞を組み合わせて
新しい音楽を作れそうです。

漫画でも、人気のバトル漫画は、

  • 主人公は遅れてやってくる
  • 瀕死なると戦闘力が倍増して復活する
  • 敵も味方もインフレ(成長)し続ける

このような王道パターンが完成されているので、
主人公やら世界観やらを組み合わせれば、機械でいけそうです。

結局、全て機械でできそうですね。

しかし、会計士が2位に異論はないです。

 

クリエイティブではないが、クリエイティブにできる

とはいえ、会計士という仕事をクリエイティブにするのは結局、
自分次第だと思います。

監査調書では大量の文章を書くので、
周りの人が見やすいように工夫をするだけで、
執筆業と同じで、クリエイティブになります。

決算をより効率化するにはどうするか、
監査をより早く終らせるにはどうするか、
これらを考えてクライアントに提案できれば、
クリエイティブになります。

今回の記事を見て、機械に仕事を奪われないためには、
または、突き抜けて稼ぐためには、
クリエイティブではないことを、クリエイティブにすること
それが、欠かせないなと思った次第です。