五輪ロゴと東芝 どうすれば許してもらえたか

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オリンピックのロゴ問題が
大炎上しています。

疑惑

釈明

新しい疑惑

大炎上

という非常にお気の毒な流れになっています。

私はデザインの専門家ではないので、
佐野研二郎さんがクロであるとか、シロであるとか
言うつもりはありません。

しかし、釈明の後に、新しい疑惑が発覚したことで、
失った信用が大き過ぎると言えます。

東芝も次々に新しい疑惑が出てきた点で、
両者は似ています。

決算の修正額が次のように膨らみ続けました。

500億円

1000億円

1500億円

前社長自らが、
「140年の歴史で最大のブランド毀損」だと言うほど、
信用を大きく失う結果となりました。

どうすべきだったのか

では、信用失墜という最悪の結果となる前に、
どのような対応をすべきだったのか?

もっと言えば、どういう誤り方をすれば許してもらえたのか?

このことを考えてみました。

炎上騒ぎになるような釈明の共通点として、

  • できるだけ謝りたくない
  • 何としても謝らずに終わらせたい

という気持ちがあり、
そのために、

  • ミスを過小報告する
  • 都合の悪いことは隠す

という行動が見て取れます。

その気持は非常によくわかります。

自分だって、監査でミスをした場合、
どうやってバレないようにするか考えたことがあります。
(結果、正直に動いていますが。)

しかし、ミスを過小報告する、都合の悪いことを隠す
というのは、非常にリスキーです。

隠していることがバレた場合、
怒っている人をさらに怒らせてしまい、
今回のように信用を失うという最悪の事態に発展します。

許してもらうための謝り方2つのポイント

まず、信用を失う前に、都合の悪いことも正直に話して謝る
という誠実さが、重要なのだと思います。

次に、怒っている人の想定を大きく上回る誤り方
をすると効果的ではないでしょうか。

よく、相手の期待を上回る仕事をして信頼を得るべきだ
と言われます。

それと同じ考え方です。

おそらく、怒っている人は、
ここまで謝って欲しいという基準があるはずです。

その基準を下回ると、態度が悪い!
反省していない!もっと謝れ!となります。

そこで、先手を打って
謝って欲しい基準を大きく上回る謝罪をします。

オリンピックのロゴは今すぐ取下げます!
決算の修正額は5000億円です。全て私の責任です!
ご納得いただけないようであれば、切腹します!

ここまで謝れば、怒っている人も、
何もそこまで謝らなくても、、、次から気をつければいいよ。
と許してしまうのではないでしょうか。

訴訟を考えると賢い選択ではないのかも

とは言え、
オリンピックのロゴも、東芝の不正も、
個人が謝って済む金額を大きく超えているのだと思います。

馬鹿正直に謝るよりも、訴訟のことを考えれば、
都合の悪いことは隠すのが賢いのかもしれません。

でも、自分自身としては、
信用を失うという最悪な事態になる前に、

正直に報告して謝る

そんなスタンスでいたいと思っています。

訴訟を意識した釈明をするよりも、
気持ちが良いのではないでしょうか。

もちろんそのようなミスをしないことが、
ベストなのは言うまでもありませんが。