税効果会計の本を出版して思ったこと

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自分の本が書店で並んでいるところを見てきました。

たいていは1冊だけ置いてあるのですが、
大きい書店だと表紙を向けて並べてありました。

我ながら売れるのか心配ですが、
本を出した実感が出てきましたね。

今回は、出版に関して思ったことを
書いていきたいと思います。

出版する方法(自費出版でなく)

私の場合は、ブログからの問い合わせでした。
本当にラッキーだったと思います。
ブログの内容も多少尖っていたのが良かったかもしれません。

ブログ以外だとやはり
「企画書の持ち込み」が有効みたいです。

よく、企画書を持ち込んだところで読んでもらえない、
という話がネットを中心に流れていますが、
編集者の方に聞く限りはそんなことはなさそうです。

企画書の持ち込みはとてもありがたいと言っていました。
ネタにはいつも困っている訳です。

とはいえ、企画がそのままとおることは
やはり稀だそうです。

ただし、出した企画書がムダになるわけではありません。

企画書のプロフィールを見て、
この人はこんなことが書けそうだということがわかったら、
「こういうテーマで書いてくれる人を探している」
という感じで逆オファーがあるそうです。

それで出版にこぎつけるパターンが圧倒的に多いと言っていました。

私の場合も、税効果会計というテーマは
すでに用意されていました。

なので、安易に自費出版など考えずに、
企画書を出版社に出しまくるのがオススメだそうです。

企画書の内容

これもネットの情報になってしまうのですが、
企画書の必須項目がたくさん上げられています。

タイトル、企画趣旨、価格、印税条件、想定する読者層、
類書との差別化、著者プロフィール、営業促進案などなど

私も企画書を出しましたが、
これだけ要求されていたらめげていたと思います。

私が出した企画書の見出しは、こんな感じです。

1.想定する読者層
2.想定する読者層のニーズ
3.税効果会計の何がむずかしくて、怖いのか
4.どういう本にしたいか
5.タイトル案
6.目次案

タイトル案と目次案はかなり適当に書いたので、
あとでけっこう変わりました。

形にこだわらず、
要は伝わればいいんじゃないでしょうか。
思ったのは、出版のハードルって高くないし、
「本って誰でも出せる」ってことです。

執筆生活は楽しいか

朝から私服で会社にも行かず、
部屋に閉じこもって本を書く。

そんな生活に憧れる人って、
けっこう多いと思うんですよ。
自分もそうでしたし。

しかし、自分には向いていませんでしたね。

けっこうストイックな生活を送る必要があるのですが、
何が辛いって、がっつり本に集中している日って、
収入がないことです。

でもって、集中したからといって
筆が進むわけでもなく。

今回の本では第2章を仕上げるのが
とにかく苦痛でした。

この本を書き上げれば、
「絶対に1,000万円もらえます」
とかなら、誰だってがんばると思いますよ。

でも、そんな保証どこにもないですし。

結局、人って、絶対に約束されていることしか
がんばれないんだな、とは思いました。

とはいえ、本の定価が高いので、
思ったよりも印税がもらえるのは
嬉しい誤算でしたが。

校閲ガール

大物作家でもないので、
あんなにがっつり校閲をしてもらえた印象はないですね。

いい意味で、文章自体がほとんど直されませんでした。
てにをは、ぐらいです。

章ごと書き直しとかあるのかと思っていましたが、
想像以上に自由に書かせてもらえました。

編集者の方に「文章レベル高い」、「手がかからない」
と褒められたのは嬉しかったですね。

あと、少なくとも専門的な部分は
自分1人でチェックしました。

他の会計士の人に見せても良かったのですが、
いろんなノイズを増やすよりも
自分の思った通りに書こうと思ったので、
編集者の方以外誰にも見せずに進めました。

なので、見落としがないかは
けっこう不安だったりはします。

タイトル、表紙、キャッチコピー

このあたりは、全て出版社の方が決めてくれました。

私もアイデアぐらいは出すのですが、
やはり素人の域をでません。

最後の仕上がりは流石にプロだなと
感動しました。

あと、価格や初版部数は、
私にまるで権限がありません。
印税率もですね。

出版のメリット

まだよくわかりません。

よく聞くのが親孝行になるって話です。
でも、うちの親は「私が読んで分かるかね?」
ぐらいの薄いリアクションでした。

ブランディングになるのかは、
わかりませんが、いろんな人に
「すごい」といってもらえるのはちょっと嬉しいです。

最高なのは、
本を読んだ人から仕事の依頼があることですね。

そうでなくても、現場で役立てば嬉しいですし、
そうなることを願っています!